社用モバイルデバイス以外の格安simの活用例!介護業界におけるiot・m2mソリューション
事業者向けの格安simは、社用のパソコン、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでの利用はもちろんのこと、車載カメラや電力の管理といった機械同士の通信、いわゆるiot・m2mソリューションとして活用されています。
複数のiot拠点の内、デバイスから送信が出来ればよい場合は、ocnの動的ipのプランが該当します。そんななか、今では介護業界でもこの技術の導入により、従来の課題解決を果たしている企業が現れています。
介護業界では大部分の施設が人材不足を問題としています。経済産業省によると、2035年には79万人もの介護人材が不足するとのことです。
人材不足を解決する方法としては、労働環境を改善して人材の定着に努めたり、今では外国人労働者の介護現場への受け入れなどを行う企業もあります。
そういうなかで、新しい解決策としてiot・m2m技術を導入している企業があるのです。
高齢者の介護施設や訪問介護サービスを展開するある企業では、iotを使ったセンサーを導入することで新しい見守りシステムを作り上げました。
施設や訪問先の利用者の居室に、布団やマットレスの下にセンサーを取り付けて生体情報を感知できるようにしたのです。
これによって、異常があった時でもリアルタイムにアラートを発信することができるようになりました。
従来の介護現場では、定期的に職員が巡回することが見守りの唯一の手立てでした。
ただ、職員が目で見て確認するだけになるので、利用者の小さな変化を見逃すこともあります。そのせいで異常を発見することが遅れ、重大なケースに発展することもありました。
人材不足のために介護職員を補充することも難しく、これまでのやり方では課題を解決しようにもそれができなかったのです。
ところが、iotを活用した生体センシングを導入することによって、利用者のバイタルサインをリアルタイムに取得することが可能になります。
遠隔操作ができるカメラを使えば、介護職員が目視することも可能です。こうした導入例は今後、介護業界でますます増えていくことでしょう。
介護業界の人材不足を解決する一つの手段となりそうです。