m2mはiotの一部!モバイルデバイス以外にも進むインターネット化
iotとm2m、最近よく聞くようになった言葉ですが、その違いをしっかり理解している方はそれほど多くないでしょう。
iotとは、「Internet of Things」の頭文字で、日本語では一般に「モノのインターネット」と言われます。要は、パソコンやモバイルデバイスだけでなく、家電などあらゆるモノをインターネットで繋ぐという考え方です。
一方のm2mは、「Machine to Machine」の略であるように、「機械から機械へ」という意味があります。人がやっていた作業を、機械同士がインターネットで繋がることによって直接データ交換や情報処理を行おうというものです。
iotとm2mの違いを簡単に説明しましたが、これだけではまだわかりにくいのではないでしょうか?
iotとは、これまで人が直接見ることができなかったことを可視化することを目的としています。インターネットで繋がる相手は、人でも機械でもどちらでも構いません。
一方のm2mは、「Machine to Machine」という言葉からもわかるように、機械と機械が繋がることを目的としています。
つまり、人間は関わらないということです。なお、m2mはインターネットだけで行われるわけではなく、閉じたネットワークによって行われることもあります。いずれにせよ、モノ同士が連結して人の手がかからなくなることを目的としています。つまり、iotという大きな考え方の一つがm2mです。呼び方はどうあれ、今後、私たちの生活にiotとm2mはどんどん入ってくるでしょう。
インターネットが絡んでくる以上、iotでもm2mでもネットワーク回線が必要になります。導入するにはネットワークに接続する方法を考えなければなりません。
フレッツ光回線があれば、ocnのフレッツ、固定ip1を使うことで導入が可能です。
通常のモバイルデバイスのネットワークを利用する場合、月に5,000円以上は軽くかかりますが、最近では格安simが各社からリリースされており、速度や容量を制限して通常より大幅な通信量を実現しました。
このことによって、ビジネスに導入する企業は加速度的に増えることと予想されます。